2016年 学芸事業部活動履歴

文化庁派遣事業 えんげきで楽しむ文学「さんしょううお」角田市立金津中学校

日時 12月6日 13:30~14:30

会場 角田市立会津中学校 体育館

対象 中学1〜3年生 120人

 

【生徒感想】

 

・中学1年生

鑑賞してみて僕はいろいろなことを思いました。最初は、どのような感じなのだろうと思いました。そして、始まってから夢中になりました。

サンショウウオとカエルが始め仲がとても悪かったのに、だんだん仲が良くなっていく感じがしました。

サンショウウオが始めカエルの命を重く考えていなかった結果、自分に天罰が下ったのでしょうか?だから相手のことを考えるようになったのだと思います。

サンショウウオはとても意地悪でしたが、最後にはカエルに言葉を教えていて、人が変わったかのように優しくなりました。

そのことから、人は過ちを犯しますが、いつか気づいて優しくなっていく。人は変わることができる。僕も人や友人にとてもきつい口調でものを言ってしまうことがあるので、気をつけたいです。本日はありがとうございました。

 

・中学2年生

私は今回の演劇を拝見し、まず持った感想は、とても凄い、その一言でした。

まず何と言っても、力強い演技から、悲しみの演技まで、それが本物であるかのような光景に感動しました。大きな動きがあったり、時間経過や小ネタなどのギャグテイスト、さらに大人にも子供にも楽しめる言葉、雰囲気、分かりやすさにも、この劇の素晴らしさを感じることができました。

もう一つは話の構成にも工夫を感じました。語りと演技に合わせて物語が進んで行きましたが、淡々とした調子と、サンショウウオとカエルが最初は強弱の関係だったのが、最後にはカエルとサンショウウオの命を賭けた友情にとても感動しました。

今回、この劇を見て思ったことを心に留め置きながら、この暖かな気持ちと一緒にいつまでも覚えておきたいです。

 

・中学3年生

今日のさんしょううおを見て、まず驚いたことは音です。演技が始まって間もなく、バタンという音が聞こえ、私はこの物語に引き込まれました。今まで劇は何回も見てきましたが、こんなに演技者が出す音に迫力がある劇は初めてでした。そしてさらに驚くべきことが私にはありました。それは演技者の演技力です。最初はステージ上で演技をしていたのですが、それでも体育館中に響き渡る大きな声、その役になりきった迫力ある演技、一つ一つのセリフ毎に変わる多彩な表情、少しの動きからも伝わる力強さ、全てにおいて私は驚きとともに感動を覚えました。ステージから降りてきて生徒たちの間で演技をしていた時は、今までに見てきた演劇の中で一番迫力を感じました。今日のさんしょううおを見て本当の友情を知ることができたと思いました。

 

文化芸術による子供の育成事業(芸術家派遣事業文化庁派遣事業)                          『学会はじめのいっぽサポート隊』

日時 9月13,20,30日 9:35~10:25/10:40~11:30

会場 仙台市立六郷小学校 多目的ホール

対象 小学2年生 4クラス134人

みんなで作ろうふれあい劇あそび

こどもがつくるまち「 Piccoliせんだい」2016

NPOピコせんサポーター『ピコせん子ども演劇祭』

中学生参加者感想

 

ピコセンに参加する前は、人前で演技をするだなんてことは大嫌いだし、大の苦手でしたが、演技など人前でなにかを発表することが大嫌いではなくなり、少し受け入れられるようになりました。

このことから第一印象だけで嫌い、やらないと決めつけないで色々なことに挑戦したいと思いました。

今回は貴重な体験をさせてくださりありがとうございました。

そして体験で得た経験を今後も生かしていきたいです。

 

『継承者』体験ワークショップ

仙台市震災復興のための芸術家派遣事業