出張演劇ワークショップ

 

みなさんの学校の演劇部に仙台で活躍するプロの俳優が指導者としてお伺いします。 

 

仙台シアターラボは、子どもたちや、普段なかなか舞台芸術に触れることのできない方々が、身近な場所で演劇を楽しむことができるよう、様々な工夫を凝らしながら、学校や児童館等で、交流を中心としたワークショップ(体験型プログラム)を実施しています。

そしてとくに我々が応援したいのが、宮城県の演劇部員と指導者の方々です。演劇教育がない日本で、独自に基礎トレーニングや稽古方法を考え、戯曲を選定し、コンクールや発表会で上演をしている演劇部の方々に、我々の知識や体験を共有してもらい、宮城県の演劇好きな学生たちに更に演劇を好きになってもらえたら、こんな幸せなことはありません。

皆さんには楽しみながら本気になれる仲間と稽古場があります。

プロの俳優と一緒に、あなたの演劇部で、本気で楽しみながら演劇をしましょう!!

 

ワークショップリーダー

俳優/野々下 孝

 

■具体的な内容

《身体訓練》                  基礎的な柔軟運動、筋力トレーニング、発声。

《基礎エチュード》         動作の基本となる歩行、様々な感情に合わせて身体や顔の表情を動かす二拍子、

                                    日常の動きを演技に結びつけるレッスンなど。

《フリーエチュード》      ゲーム感覚で演劇的なセンスを磨く即興的なレッスン。

《ショートストーリーズ》自分の周囲にあるドラマを題材にメンバー相互の相談を経て10分程度の寸劇を

                                    作るレッスン。

《台本》                        実際に台本を使って、短いシーンを創作するレッスン。

 

■開催日時・内容

希望は約3時間以上ですが、ご要望をお聞きして柔軟に対応いたします。

 

■場所

演劇部の練習場所、または仙台市若林区卸町2-12-9せんだい演劇工房10-BOX(バス停「卸町演劇工房前」下車、徒歩5

 

■費用

基本無料。遠方の場合のみ、ファシリテーターの交通費。

 

■人数

20名以内(20名以上の場合はファシリテーター2人でお伺いします。)

 

■対象

演劇に興味があれば、未経験の方でもお気軽にご参加ください。

※運動のできる服装と内履きをご用意ください。

 

■お申し込み方法

学校名、開催希望場所の住所、担当者氏名、担当者電話番号、参加者人数を

お電話・メールのいずれかでお申し込みください。折り返し詳細をお伝えします。

 

以上の内容を基本に、それぞれの意向や条件に合わせてオリジナルのワークショップを行うことができます。

 

実施可能なワークショップ例①

 

演劇をつくるワークショップ

①ドラマ創作ワークショップ

グループを作り、自分たちで役割やストーリー、台詞を考え、短いシーンを創作し発表します。シーンを創る過程でアイディアを出しあったり、異なる意見をすり合わせたりすることで、他者とのコミュニケーションに必要な能力が磨かれます。

②シアターゲームワークショップ

演劇的な要素を含むゲームを『シアターゲーム』と呼びます。シアターゲームには、鬼ごっこやフルーツバスケットなどなじみ深いゲームをアレンジしたものも多く、参加者間でのコミュニケーションを円滑・活発にする効果があります。

 

 

実施可能なワークショップ例②

 

授業を共同で進めるワークショップ

授業に対する子どもたちの理解をより体験的に深めるために、ワークショップの手法を取り入れて、楽しみながら学べる授業を開発・実施することができます。国語、社会、算数、理科、道徳、体育など、あらゆる教科と協同で実施が可能です。

 

学習発表会・学芸会での発表に向けた演劇創作ワークショップ

学習発表会や学芸会は、最大の「学び」の機会でもあります。専門のアーティストとの協同により、今までに体験したことのないような、クリエイティブでオリジナル性の高い発表会の実現が可能です。

子どもたちは堂々とした表現力や、チームワークの大切さなどを、先生方は子どもたちの能力を引き出す「演出」という感覚など体験できます。

 

■参加者感想

・すごく楽しくて、汗だくになりました。今日教わったことを今後も演劇部でやりたいと思います。

・思っていた以上に楽しかった。今まで悩んでいたことがたくさんありましたが、今回のワークショップでたくさん解決できました。どうすればいいのか深く教えていただいたので活かしていきたいと思います。

・野々下さんの一つ一つの言葉が感心の連続でした。今日教えていただいたことは本当に普段の活動に活かせる事ばかりで、どんどん取り入れて生きたらと考えています。